Research

民間企業、大学院で一貫して、教育とテクノロジーの分野に携わってきました。学習科学や認知科学などの原理を応用し、新たなメディアを用いて学習体験を設計することや、新たなメディアで育成する資質・能力に関する研究に取り組んでいます。

研究業績:researchmap 堀田教授との共同研究 Google Scholar ResearchGate 

Research Projects

先端技術を用いた学びの改善に関する研究(継続中)

1.生成AIや機械翻訳を用いた外国語学習

生成AIや機械翻訳などを自分の能力を高めていくために活用する学習者の育成を目指し、学生や教員の実態調査(AIに対する認識や活用状況)、実践(AIリテラシーの育成やその心理的要因への影響)を行っています。

2. VRを用いた外国語学習

外国語学習の動機づけを高めるためのVRを用いた学習環境のデザイン原則の導出を目指し、学生や教員の実態調査(高没入型VRの学習や指導における認識)、実践(学習環境としての高没入型VRが学習者に及ぼす心理的要因への影響)を行っています。

コンピュータサイエンス教育とジェンダーに関する研究(継続中)

コンピュータサイエンス分野において、大学や職業などの進路選択において生じているジェンダー格差を対象に研究を行っています。具体的には、人の動機づけを説明する理論的枠組みにであるEcclesの期待−価値モデルを用いて、動機づけの観点から、初等中等教育のどの学校段階で、どのようなジェンダー格差が観察され、それらがどのような要因で生じるのかを調査しています。また、見出されたジェンダー格差を解消するための、授業モデルの開発などを行っていく予定です。

コンピュータサイエンスの体系的な指導に向けたカリキュラムの研究 

博士課程では、日本の初等教育におけるコンピュータサイエンス教育のカリキュラムの編成上の課題に対して解決策を示すことを目的とした研究を行いました。具体的には、諸外国のコンピュータサイエンス教育のカリキュラムを参照して、その指導内容(scope)と指導時期(sequence)、コンピテンシーに基づくカリキュラム編成の特徴について整理し、初等教育のコンピュータサイエンス教育のカリキュラムの編成原理を導出しました。博士学位論文の題目は「Research on Curriculum Design in Computer Science for Primary Education(初等教育におけるコンピュータサイエンス教育のカリキュラム編成に関する研究)」です。

情報教育の体系的な評価規準に関する研究

教育テスト研究センターとベネッセコーポレーションでは、初等教育から高等教育を対象に、情報教育の体系的な評価規準に関する研究を行いました。具体的には、コンピュータサイエンス教育で育成が求められる教育内容を諸外国の先行研究やコンピュータサイエンス教育を導入していた英国、オーストラリア、米国の情報教育のナショナルカリキュラムやスタンダード、日本の学習指導要領の情報活用能力に関する記述を参照し、民間企業、NGO、大学の研究者、複数の教育委員会と協働して開発を行いました。